学習目標 |
日本語における狭義の文法(形態論+統語論)を概観する。実際の言語現象を分析し、説明を与え、一般化する方法としての文法学的思考法の基礎を学ぶとともに、こうした方法を使って、あるがままの日本語を観察し特徴を知る能力を開発する。 |
授業概要 |
単語を基本単位とした日本語の形式的特徴を学ぶ。自分自身の日本語使用経験、学校文法、学習した外国語の文法、言語理論の知識などを統合的にとらえなおす。また、品詞分類、活用表作成、新語創作とその試用、表現の慣用性チェックなど、単語の形をとらえるための実習やグループワークを行う。 |
テキスト |
益岡?田窪(1992)『基礎日本語文法-改訂版-』(くろしお出版)、および、教師の作成する配布資料。 |
参考文献?課題図書 |
「聖心女子大学日本語日本文学科ハンドブックWEB版」に紹介されている文献。個々の項目については授業で紹介。 |
受講生への要望 |
初回欠席者には原則受講を認めない。今年度に限り希望者多数の場合、日本語教員課程履修者を優先し人数制限を行う。日本語を相対化して見られるよう外国語も真剣に学んでほしい。 |
評価方法 |
出席(15%)、予習と授業内容にもとづく課題(25%)、中間レポート(30%)、期末レポート(30%)により評価する。 |