学習目標 |
東日本大震災及びそれに伴う原発問題をみればわかるように、文?理を問わず多くの人々にとっても、科学竞彩篮球推荐やその結果の持つ意味について通じていること(科学リテラシー)が、必須となりつつあります。そのことをふまえて、本講義では、「科学」とは何かについて歴史的に考察し、「科学」に対する理解を深めることを目的とします。 |
授業概要 |
科学の歴史は単に科学の理論や概念の歴史だけではなく、科学という人間の営みの歴史でもあります。その営みには、様々な社会的要素が含まれており、本講義ではこのような科学と社会の相互作用、科学の社会的?文化的側面の歴史に焦点をあてて講義を進めます。講義形式で授業を進めますが、適宜視聴覚教材を用いたり、授業時に小レポートを課すなりして、双方向の授業を目指します。 |
テキスト |
河野俊哉他共著『科学の真理は永遠に不変なのだろうか』(ベレ出版、2009年)。 および授業時にプリントを配布します。 |
参考文献?課題図書 |
古川安『科学の社会史[増訂版]』(南窓社、2000年)。 井山弘幸?金森修『現代科学論』(新曜社、2000年)。 小林信一等編『社会技術概論』(放送大学教育振興会、2007年)。 藤垣裕子?廣野善幸編『科学コミュニケーション論』(東京大学出版会、2008年)。 |
受講生への要望 |
細かな科学知識は必要としませんが、各自の関心分野(歴史学、哲学、英文学、教育学等)から積極的に「科学」との関連を模索して下さい。そのことによって、良い意味で皆さんの科学観が変わることを願っています。 |
評価方法 |
出席を兼ねた授業時の小レポート、授業外レポート等。詳細は授業時に説明します。 |