学習目標 |
近代西洋における子ども観、特に子どもの権利にかかわる認識ならびに民衆教育の史的展開過程を史実に即してたどることを通じて、近代西洋における公教育制度の成立過程を理解することを学習目標とする。 |
授業概要 |
大人の付属物に過ぎぬとみなされてきた子どもが、子どもとして生きる権利を認められるに至った歴史的歩み、教育不要とされてきた民衆の子どもを学校教育の対象とするに至った思想と論理、近代市民社会における国民教育制度の形成過程などを中心に、具体的に講述することに努めることとする。 |
テキスト |
岩本俊郎編『改訂増補 原典?西洋の近代教育思想』文化書房博文社 |
参考文献?課題図書 |
岩本俊郎他編『近代西洋教育史』国土社 |
受講生への要望 |
恒常的に出席し、適宜紹介する資料や文献に積極的に取り組むことを要望する。 |
評価方法 |
平常点および期末試験を基本とする。 |
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授業計画 |
1.Introduction 2.教育における近代の問題 3.大学の成立と発 | | |