学習目標 |
新約聖書における受難の位置づけとキリスト教文化の特徴を理解する。 |
授業概要 |
聖血の容器〈聖杯〉はなぜヨーロッパ各国で語られ、また探され続けてきたのでしょうか。中世から今日までの聖杯にかかわる文学、絵画、音楽、映画などを鑑賞し、その意味を考えます。聖杯物語の歴史は受難についての解釈の歴史であるとともに、地上における神や至高性の探索の歴史でもあります。それがアーサー王物語や現代ファンタジーと結びついていく過程を具体的に見てみましょう。 |
テキスト |
プリント等を使用 |
参考文献?課題図書 |
フラピエ『聖杯の神話』天沢退二郎訳、筑摩叢書 |
受講生への要望 |
授業と並行して、各自で関連作品を読むことを勧めます。とくに新約聖書は基本文献ですので、丁寧に読んでおいてください。 |
評価方法 |
平常点(出席、レスポンスシート、課題等)、小テスト(前期)、および年度末のレポート |
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授業計画 |
1.福音書における十字架の場面 2.十字架降下 | | |