授業概要 |
アラビア語、アラビア文字に親近感を持つ人は少ない。その反面、「分けのわからない」言葉、「ミミズのような」文字という先入観を抱く人は多い。そういう人は是非、本田孝一氏のアラビア書道作品『神の顔』(大英博物館所蔵)を見るとよい。鬼気迫るアラビア文字と湿度を含んだ空気。まるで曼荼羅のようにも見える(本田孝一『アラビア書道の宇宙』白水社、2006年)。 前期は授業の半分を割いてイスラム教の概説を行う。並行してアラビア語の文字習得に専念する。後期はアラビア語圏のいくつかのトピックを取り上げるとともに、挨拶など会話を重点的に学ぶ。 |
課題?評価 |
2回のテストと出席数の合計により評価を出す。出席数だけでは単位修得にはなりません。 |
テキスト |
プリントを配布する。 |
参考文献 |
授業で提示する。 |
受講生への要望 |
はじめは文字習得に頭を抱えていた学生が、終了間近にはプリントや板書のミスを指摘できるほどになります。 |
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授業計画 |
アラビア語 1,アラビア語のアルファベットと音 ①文字を書く ②文字を読む ③短母音と長母音 ④自分の名前をアラビア文字で書く 2,アラビア語の名詞文 ①これは?です ②私は?です 3,生活の中のアラビア語(フスハーとアンミーヤ) ①日常会話 ②礼拝
イスラム教概説 1,アラビア語圏とイスラム教圏 2,イスラム教の始まり(預言者ムハンマドの一生) 3,イスラム教 | | |